もくじ
歴史ある修善寺温泉街を散策しよう!
修善寺温泉は今から1200年前、弘法大師によって開湯されたと言われています。日本の名湯百選にも選ばれる有名どころ。その効能にも期待できます。
参考サイト
が、今回は湯には浸かりません。風流な旅館が立ち並ぶ温泉街をぶらぶらと散策してみました。街はこじんまりとしていますが、これが結構楽しいんです。
駐車場
自分が確認できた駐車場は3箇所。実際に利用したのは、御幸橋駐車場です。訪れたのが2月の平日のため、観光客はまばら。駐車場もガラガラでした。
- 御幸橋駐車場 500円 MAP
大型バスも止まる大きな駐車場
- 月の庭 400円 MAP
修禅寺や独鈷の湯のすぐそば。メインスポットに最も近く、料金が一番高そうなのに意外にも安かった。狭い道を入っていくので、休日などの混雑している時は辿り着くのが大変かも??
- 修善寺温泉駐車場 500円 MAP
広くて止めやすそう。主な見どころを通り過ぎた場所(一番奥側)にあるせいか、ひっそりとしていました。穴場かも。
2018年2月現在
御幸橋駐車場
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修善寺温泉街を散策!
駐車場で頂いた「修善寺温泉マップ」を片手に見どころを巡ってみました。マップは下記サイトからもダウンロードできます。
参考サイト
ポンプ置き場
何気ない建物に昔懐かしい匂いが漂っています。
ねの湯 対山荘
良い感じの宿も発見!ねの湯 対山荘さんです。
渡月橋から眺める桂川
渡月橋(とげつばし)までやってきました。桂川の清い流れ。
この景色を見ると「修善寺に来た!」という実感が湧きます。渡月橋のすぐ傍に、修善寺の人気の見どころの一つ「修禅寺」がありますが、これは後回し。先に、独鈷の湯に寄ることに。
独鈷の湯(とっこのゆ)
独鈷の湯は、伊豆の中でも一番古い温泉と言われており、修善寺温泉のシンボルでもあります。こんな言い伝えが残されているんですよ。
大同2年(807)、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷)で川の岩を打ち霊泉湧き出させた。その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まった伝わる。
修善寺温泉が、湯の効能と性質が重視される「名湯百選」であるのは必然といったところでしょう。
川の中にある温泉、独鈷の湯
個人的に「修善寺温泉」と言えば、この景色が思い浮かびます。が、しかし…!
妙に景観が悪い。護岸工事をしているようです。あの数字は何なんだー(´・ω・`)
この日は中国人観光客が結構いましたが、せっかくここまでやって来てコレではちょっと可哀相ですね。安全のための工事だろうし仕方がないですが。
入浴できない湯
入浴禁止
「独鈷の湯は、法律にのっとった浴場ではありませんので入浴できません。」
これを読んで悩みました。「足湯」は入浴に含まれるのだろうかと。自分の中で「入浴」とは、腰や肩まで浸かるイメージですし。
そもそも、独鈷の湯は足湯をする場所という認識でした。(みんなココで足湯してるよね!?ねっ?)なので、タオルまで持ってきたというのに。
足湯ぅぅ…
ネットで調べてみたら、足湯も含めて禁止とのこと。マジか!(゚Д゚) 足湯は、独鈷の湯のすぐ傍にある「河原湯」を利用しましょう。
ソース
河原湯
河原湯
どうしてもパッと見で「ゆがわら」と読んでしまう。けど「かわら湯」です。平成22年春にオープンしました。
足湯はここで!泉質は、アルカリ性単純温泉。桂川を眺めながらの足湯は心地よいです。温度も丁度いい!
なお、毎月第2木曜は閉栓のため休業とのこと。
桂橋(かつらばし)
河原湯を過ぎて桂川沿いの小路を西に行くと、観光地的な俗っぽさがなくなり徐々に良い雰囲気に。
桂橋
道の先に現れるのは真っ赤な桂橋。
擬宝珠(ぎぼし)は金色。
橋を渡り切ったところで振り返って1枚
「茶処」から「新井旅館」方面に向かって眺める風景は雅。静岡にいることを忘れてしまいそうになります。修善寺は伊豆の小京都と例えられたりしますが、その気持ち、よく分かる!
楓橋(かえでばし)
桂橋から川の上流に目をやると、真っ赤な橋がもう一つ見えています。それが楓橋。
楓橋
楓橋も素敵。こちらは赤×黒。石畳が良いですね。修善寺温泉に滞在する機会があるなら、浴衣をまとって橋の上で撮影してみたい。インスタ映えすること間違いナシ!
恋愛成就のパワースポット
修善寺温泉には5つの赤い橋があります。
- 渡月橋(とげつばし)
- 虎渓橋(こけいばし)
- 桂橋(かつらばし)
- 楓橋(かえでばし)
- 滝下橋(たきしたばし)
今回、渡った橋は3箇所(渡月橋・桂橋・楓橋)のみでしたが、願掛けしながら全て渡ると、恋愛が成就されるのだとか。
当方、年齢的に興味ナシ。金運アップなら確実に試すのですが…!詳細は下記サイトを参考にしてみて。
参考サイト
【恋の橋めぐり】恋愛成就パワースポットの修善寺温泉を散歩 / 伊豆市観光情報
竹林の小径(ちくりんのこみち)
桂橋や楓橋を含め、竹林の小径周辺が修善寺温泉で最も景観の良い場所でしょう。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは二つ星を獲得!二つ星は「寄り道する価値がある」という評価であります。
美しい竹が立ち並ぶ小径は凛とした空気が流れており、その場に立っているだけでも頭がスッキリとします。清涼感が良いですね。
なお、夜間(日没~23時まで)はライトアップされているそうです。時間に余裕があるなら、観光客が帰った後のひっそりとした雰囲気も味わってみては!?
訪れたのは寒さ全開の2月。竹はそれ程青々とはしていませんでした。(←若干黄色い)緑が美しい季節にもう一度訪れてみたいですね。
ギャラリーしゅぜんじ回廊
竹林の小径内にあるギャラリー。季節折々の修善寺にまつわる写真が展示されています。飾られた季節の花も艶やかで美しい。
案内所を兼ねており、トイレもあるので休憩場所としても利用できます。
ギャラリーしゅぜんじ回廊
飾られた季節の花
さて。来た道を戻り、修禅寺へ!
福地山 修禅寺(ふくちざん しゅぜんじ)
福地山 修禅寺
正式名称は、福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)。略して「福地山 修禅寺(ふくちざん しゅぜんじ)」。
大同2年(807年)に弘法大師によって開創されて以来、1200年以上続く由緒ある寺院です。開創当初は真言宗でしたが、後に臨済宗へ、更に曹洞宗へと改宗されました。
こちらも、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しています。
山門
階段を上った先にある山門。堂々としていて力強い。
本殿
現在の本堂は、1883年(明治16年)に再建されたもの。
梅の花
敷地内に咲く枝垂れ梅。ふわっと漂う梅の甘い香りが、春を感じさせてくれました。
参考サイト
今回行けていない見どころは、まだまだ沢山あります。次回は、温泉宿に泊まってのんびりと散策してみたいですね。
写真、いろいろ
2018年2月
湯寮いすゞ 跡
「湯寮いすゞ」跡。いつ頃まで営業していたのでしょうか。蔦が這い手摺りは錆びつき、すごい廃墟感。「いすゞ荘」という別館もあったらしいのですが、こちらもなくなってしまった模様。
珈琲 琴茶庵 Cafe koto-san
Dr.コトーの喫茶店「珈琲 琴茶庵 Cafe koto-san」の看板。車のナンバーが「コトーさん」になってるのがイイ!獣医のコトー先生の喫茶店ですか。気になりますね!
竹林の小径 & ダンボー
オマケ写真。修善寺は趣味のダンボー撮影が捗ります。
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近くのお食事処
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施設情報
修善寺温泉 / しゅぜんじおんせん
静岡県伊豆市修善寺3463-1 MAP
駐車場あり(有料)
0558-72-2501(観光 / 伊豆市観光協会修善寺支部)
0558-72-0271(宿泊 / 修善寺温泉旅館協同組合)
施設に関する詳細は上記サイトでご確認下さい。
記事データ : 2018年2月中旬
クチコミ
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さらっと見てしまうと、それ程心に残らないかもしれない。でも、のんびりすればするほど味がでてくる場所です。