下田市田牛(とうじ)の何じゃこりゃ第一弾。竜宮窟(竜宮公園)!
ここ、大変オススメです!私の大好きな場所。何度行っても楽しめます。なのに意外と人は少ないんですよ。これこそ名穴場スポット。
車道から階段を下り洞窟へ入ると、何と小さな海が出現。正面は水平線が、上を見上げると天井は空!下田一不思議な洞窟です。
下田市観光協会
どうやって、こんな洞窟が出来たのでしょうか?答えは、伊豆半島ジオバークのWEBサイトに載っていました。
波が海岸の波にうちつけると、崖の弱い部分(柔らかい地層や断層など)が削られていき、洞窟ができることがあります。こうしてできる海の洞窟を海食洞(かいしょくどう)と呼びます。
田牛(とうじ)の龍宮窟(りゅうぐうくつ)は、おおきな海食洞の天井が一部崩れて、直径50メートルほどの天窓が開いたものです。
参考サイト
駐車場
竜宮窟へと下る階段周辺の道沿いに10台ほど置けるスペースがあります。ただ、ここは隣にある田牛サンドスキー場へ訪れる方も利用するので、ヘタすると置けないことも。私は、7月初旬の海水浴シーズン前の平日に訪れましたが、わりとギリギリでした。
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いざ、洞窟内へ
2016年7月
入口には鳥居のような看板が出ているので分かりやすい。この場所からは、まだ洞窟内が見えません。だから、よく分からなくて素通りしちゃう人もいるんじゃないでしょうか。もったいないですぞ!
階段を下りていくと・・・
トンネルの先に明かりが見えます。
「なんじゃこりゃー!」
思いも寄らない風景でした。周囲は高い崖に囲まれています。正面の崖にはぽっかりと穴が開き、その先に海が見えてる!そこから潮が流れ込み、洞窟内に猫の額ほどの小さなビーチができていました。
左側の崖は迫力があります。地層が美しい。
先程下ってきた階段。
ちょっとした磯遊びもできるので、子連れの方も楽しめそうですね。
竜宮窟、崖の上から
洞窟から出て駐車場に戻ってきました。でも、これで終わらないところが良いところ。実は、崖の上から洞窟を眺めることができるんですよ!
駐車場脇にある遊歩道(階段)を登ります。
と、その前に階段の前にある案内板に目を通しておいて下さいね。これから歩くルートが描かれていますので。
少し登ると一つ目の展望ポイントに到着。洞窟の内部が見渡せました。
崖の底を歩く人影が小さい。誰もこちらの存在に気付いていません。まるで、コンパクトに美しくまとまった箱庭を眺めているよう。誰かの秘密基地を覗き見しているような気分にもなりました。
そこから少し離れたところに第二の展望ポイントがあります。ここから洞窟を覗くと、あるカタチが見えてくるのですが分かるでしょうか。
ハートの形です。確かに!カップルの方々に人気だそうです。
さて、最後に第三の展望ポイント。ここは洞窟と反対側、お隣にある名スポット「田牛サンドスキー場」の様子が見られました。子供達がぞろぞろとソリを抱えて列を作っています。
サンドスキー場には3度程訪れたことがありますが、こんなに人で溢れていることは初めて。遠足か何かでしょうか。先生(?)の笛の「ピッ」という合図とともに順番に滑っていく子供達の楽しげな様子は、眺めていてなかなか面白かったです。
以上で見どころは終了。ああ、やっぱり大好きだ。竜宮窟!ここは曇り空でも楽しめるのが良いです。空がどんよりとしていると、下田の主な見どころとなるビーチはどうしても寂しくなっちゃいますからね。
まめ情報
この場所は、ジブリ映画「紅の豚」のポルコの隠れ家のモデルになったのではないか、という話がネット上でチラホラでています。隠れ家の画像は下のリンクからどうぞ。
確かに似ているかも。
でも「紅の豚」ですよ!舞台はアドリア海。モデルが日本てことはないだろうなぁ。他にも海外の観光地で似ている場所はあるようなので、そちらの方が正解なんじゃないでしょうか。
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施設情報
記事データ : 2016年7月初旬
クチコミ
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初めてここを訪れた時は超ビックリしました。もっと有名になっても良い場所なのに、知る人ぞ知る場所といったところ。ああ、でも有名になって混んでしまうのもイヤだな。